血糖値が高くなってしまうことで起こる糖尿病は年々増加していると言われていて、さらに高齢者だけでなく、子供や20代などの若年者にも増加している病気でもあります。
糖尿病の主な原因はインスリンの分泌の低下と言われていますが、もともとインスリンの分泌能力が低い日本人は糖尿病になりやすい体質とも言われています。
症状が軽い場合は自覚症状はありませんが、血糖値が高い状態が続くと合併症が引き起こされてしまう怖い病気でもあります。
そんな糖尿病にはしじみなどに含まれるアミノ酸であるオルニチンが良いという情報があるようですが、果たしてオルニチンは効果的なのでしょうか?
オルニチンが糖尿病に良い?
オルニチンが糖尿病にいいと言われている理由はインスリンの分泌や肝機能の向上が考えられます。
インスリンの分泌
インスリン(インシュリン)は膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げてくれる役割があります。
例えば食事をすると血糖値が上がりますが、その時にこのインスリンが膵臓から分泌されることによって、血液中のブドウ糖が細胞に取り込まれ、血糖値を一定に保つことができます。
ところが、何らかの理由でこのインスリンの分泌が少なくなってしまうと高血糖の状態が続き、糖尿病となってしまいます。
実はトレーニングの際にオルニチンとアルギニンを摂取することによってIGF-1というインスリン様成長因子と成長ホルモンが増加したという実験データがあります。(参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20300016)
インスリン様成長因子というのはインスリンと構造などの点で似た物質で、糖代謝などを行います。
ただ、インスリン様成長因子はインスリンに比べて細胞の増殖や分化の誘導といった作用が強く、完全にインスリンと同じ働きをするとは言い切ることができません。
肝機能の向上
糖尿病と関係が深い臓器としては、インスリンを分泌する膵臓というイメージがありますが、血糖値をコントロールしている肝臓も忘れてはいけません。
肝臓はブドウ糖を貯めておく場所でもあり、血糖値が高くなるとブドウ糖を取り込んでグリコーゲンを合成します。逆に血糖値が下がると蓄えていたブドウ糖を放出することで血糖値をコントロールしています。
脂肪肝や肝硬変など肝臓が不調になってしまうと血糖値がうまく一定に保たれなくなってしまうのです。
実際に糖尿病が肝臓の不調と関係しているという考え方もあります。
つまり日頃から肝臓を労わることも大切で、オルニチンには肝臓を元気にしてくれる効果があることで知られており、そういった点では間接的に役に立つ可能性はあります。
血糖値を下げるには
このようにオルニチンを摂ることによって肝臓のサポートをしていくことはできますが、オルニチンは薬ではなくあくまでもサプリメントであり、糖尿病を完治することはできません。
肝臓のサポートだけでなく、生活習慣を見直したり、専門医に相談することが大切です。
生活面で血糖値を下げるためには、以下の点にも注意するようにしましょう。
- 適度な有酸素運動をする
- 炭水化物を摂りすぎない
- ファーストフードを頻繁に食べ過ぎない
- 暴飲暴食をしない
- 食事の際、野菜から食べるなど食べる順番に気をつける
- オリーブオイルや玉ねぎ、酢など血糖値を下げる食品を摂る
まとめ
オルニチンはインスリン様成長因子の分泌や肝機能の向上といった理由から糖尿病にもいいといった情報があります。たしかに、糖尿病予防として肝臓を労わることは重要ですが、糖尿病には、1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病などがあり原因も一つではありません。
合併症の可能性もありますが、自覚症状がない場合もあるため、専門医に相談したり、生活習慣を見直すことが大切です。
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