二日酔いや肝臓のサポートなどの目的だけでなく、ダイエットや美容など幅広い目的で使われているオルニチンですが、果たしてどれくらいの期間で効果を発揮してくれるのかというのは気になるところだと思います。
オルニチンには即効性があるのか?それともサプリメントなのである程度の期間飲み続けてはじめて効果がでるのか?といった疑問があります。
ここでは、そんな疑問についてお答えしていきます。
オルニチンには即効性がある?
まず最初に言っておかなければならないのが、オルニチンは医薬品ではないということです。
医薬品はある程度短期間で効果を発揮するようにつくられ、用法・容量が決められていますが、オルニチンはあくまでも健康食品ですので、薬とは根本的に違います。
サプリメントの効果は個人差がありますし、薬機法の観点からも「オルニチンはどれくらいで効く」とはっきりと断言することはできません。
ただ、それでは回答にならないと思うので、実際に行われたオルニチンに対する実験結果などを参考にしてみましょう。
お酒を飲む時の効果について
飲酒習慣のある人を対象にした実験では、8週間毎日オルニチンを摂取したところ、オルニチンを摂取したグループは摂取していないグループに比べて、5週間目から「起床時の疲労回復自覚症状」が顕著に改善されていたというデータがあります。
(参考:久留米大学 津田彰 ら、オルニチン研究会)
また、一方でオルニチンの1回の摂取の影響を調べる試験では、飲酒後、オルニチンを摂取したグループの方がアルコール性の疲労の回復において改善効果が示唆されました。
(参考:協和発酵バイオ株式会社、オルニチン研究会)
これらの結果から、飲酒習慣があり、普段から疲れを感じている場合は、1、2ヶ月摂取し続けることで改善され、また、飲酒する際には1回の摂取でも効果が期待できる可能性はあると言えます。
疲労に対する効果について
45~64歳の健康な男女14名に対する実験で、オルニチンを3週間摂取したところ、疲労に対する様々な項目において改善が見られました。
(参考:協和発酵バイオ株式会社、オルニチン研究会)
肝臓に対する効果
脂肪肝の所見が認められた男性11名に対する実験で、3週間に渡りオルニチンを継続的に摂取した場合、血清ALT、γ-GTP、ASTといった項目において変化が見られました。
(参考:菱田. Food Style 21 16(11)87-9, 2012、オルニチン研究会)
肌に対する効果について
健康な日本人女性39名に対する実験で、8週間毎日オルニチンを摂取したところ、摂取開始から4週目に肌の弾力とかくれじみという項目において改善が見られ、8週目には、その改善効果はより大きくなりました。
(参考:同志社大学大学院・森田祐二ら、オルニチン研究会)
その他の効果
- オルニチンを摂取した1時間後にストレスを負荷した場合、摂取したグループは負荷1分後からストレス値(コルチゾール分泌量)において変化が現れた。(参考:久留米大学 津田彰ら、オルニチン研究会)
- オルニチンを7日間摂取したところ、運動疲労によるケトン体や尿中アンモニアにおけて改善が見られた。(参考:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19083482)
以上のように、数週間摂取することで変化が見られた結果もあれば、アルコール性疲労やメンタルストレスなどのように、ある程度即効性が期待できる可能性があるケースもあるようです。
オルニチンに限らず、サプリメント全般に言えるのが、3ヶ月などある程度継続することで効果を感じやすくなります。
もちろん過剰摂取は良くありません。
とはいえ、やはり医薬品とは違うため、あくまでも健康のサポート役として活用し、普段から健康的な生活習慣・食生活を心がけることが重要です。
また、体に不調がある場合は、医師に相談するようにしましょう。
まとめ
オルニチンは健康食品ですので、どれくらいで効果を発揮するかは一概には言えません。
これまでの研究から客観的に判断すると、項目によっては即効性が期待できる可能性があるものもあると言えます。
ただし、医薬品とは違うため、サプリメントに頼り過ぎないよう、普段から健康的な生活を心がけるようにしていきましょう。
満足度97%のオルニチンサプリ「レバリズム-L」
レバリズム-Lには、静岡県産のしじみエキスが使用されており、オルニチン以外にも様々なアミノ酸やビタミン・ミネラルを補うことができる最もおすすめのサプリメントです。
今なら先着500名限定のモニター価格である980円(税込)&送料無料で試すことができます。