今注目されているオルニチンを摂るのに最適なしじみですが、なんとそのしじみを冷凍するだけでオルニチンの量が冷凍前の8倍も増えるということが判明しました。
ただでさえ必要摂取量を摂るのが難しいオルニチンが冷凍するだけで増えるというのはかなりお得ですよね。そこで、今回はオルニチンを増やしてさらにしじみを美味しくするためのポイントなどをご紹介します。
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冷凍するだけでオルニチンが8倍に!?
この研究はしじみで有名な青森県にある青森県産業技術センターの研究によってわかったことで、スッキリ!などのテレビ番組でも取り上げられました。
冷凍で美味しさもUP
冷凍することでオルニチンが増え、味も美味しくなると言われています。正直個人的にはあまり変化を感じませんでしたが、舌が肥えている人はわかるのかもしれません。
また、オルニチンが増えるだけでなく、冷凍することで細胞が少し壊れることでしじみの旨味成分が出てくるのでさらに美味しくなるのです。
栄養も増え、美味しくなり、さらに小分けにして冷凍保存する事で料理に使うときに便利というまさに一石三鳥です。昔韓国や台湾ではしじみを凍らせてから使っていたそうで、このことに気づいていたのでしょうね。
なぜ冷凍でオルニチンが増えるのか?
普通野菜などを家庭で冷凍すると栄養価が下がってしまうと言われていますが、そもそもなぜしじみを凍らせるとオルニチンが増えるのでしょうか?実は詳しいことはまだ解っていません。
ただ、考えられるのは、しじみを冷凍することでしじみが身を守ろうとした結果、ペプチドが分解されてオルニチンが増えるということです。冷凍するだけでなく、塩水につけることでもオルニチンが増えるというデータもあるようです。
これが、ホタテやアサリなど他の貝類ではダメで、オルニチンを豊富に含むしじみだけがこのような結果になります。
しじみを使うときのポイント
-4℃で冷凍
この研究のデータによると、4℃から-10℃まで実験した結果、-4℃の時が最もオルニチンの量が増えていることが解りました。ただ、一般的な冷凍庫は-20℃~-30℃程度なので、発泡スチロールや新聞紙などに包んでゆっくりと冷やすことでオルニチンをより増やすことができます。
一定時間空気にさらす
これはオルニチンとは関係ないのですが、二枚貝を使うときに3時間~12時間ほど常温で空気中にさらすことによってコハク酸やアラニンなどの旨味成分がより出てきておいしいしじみになります。
これだけでも十分おいしいのですが、さらに上級テクニックとしては1%の塩水に6~12時間浸けることでアミノ酸の量が5倍近くまで増え、よりおいしくすることができます。この時3時間ごとに塩水を新しく取り替える必要があり少し手間と時間はかかってしまいます。
しじみを使うときの手順
しじみを使う準備の流れはだいたい次のようになります。
- しじみを水で洗ったあとまずは砂抜きをします。(しじみはあさりなどと違い、砂をかんでいないため砂抜きは必要ないという意見もありますが、気になる場合は1%の塩水で2時間程度砂抜きを行っておきましょう。)
- 軽く洗ってしじみを小分けにします。
- 1日以上冷凍保存します。
料理に使う場合は水で溶かしたりせず、凍ったまま料理に使うのがポイントで、しじみの味噌汁などをつくるときは、沸騰したお湯に凍ったしじみをそのまま入れることで貝が開きやすくなります。
オルニチンの効果をより実感するには
このように、ちょっと冷凍するだけでオルニチンが8倍にもなるのはかなりお得な情報ですが、実際にオルニチンの効果を実感するための必要摂取量を摂ろうとすると、8倍になったとしても1日に100個以上のしじみを食べなくてはいけない計算となります。
これは現実的になかなか厳しいですよね。なのでオルニチンのサプリメントなどを活用しながら補っていくことが望まれます。
まとめ
いかがだったでしょうか?しじみを冷凍するだけでオルニチンが大幅に増えて、さらに美味しさまでアップします。しじみを料理に使うときにはぜひ参考にしてみてください。
ただ、オルニチンが8倍になってもなかなかしじみだけで必要摂取量をクリアするのは難しいのです。そんなときはサプリメントを活用するといいでしょう。
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